キラキラ世界

楽しく生きよう

2018年の幸福体験




今年はたくさん色んな現場に行った。

舞台にジャニーズにK-POPにジャズにミュージカルに女子ドルに・・・

趣味が多すぎる。だけど、行きたいと思ったものは結構行けた。

その中でも最も幸せを感じたのが渡辺美優紀さんのライブだ。
語彙力も文章力も無いけれど、この気持ちをここに残したい。


私は中学生の時に初めて渡辺美優紀さんの存在を知った。

きっかけは南天のど飴のCMで、初めて見た時私の中で可愛いの概念が変わった。なんだこの可愛い人間は。なんだこの天使は。なんだこの笑顔は。可愛い=南天のど飴の子になった。

当時はまだ名前を知らず、後日部活の友達から名前を教えてもらい、アイドルであると知った。また、「みるきー」というあだ名も教えてもらった。あだ名まで可愛い。好きな気持ちがより一層強くなった。

名前を知ることができ、家に帰るとすぐに検索した。
どの画像を見ても可愛い・・・
どの動画を見ても可愛い・・・
いつの間にか、渡辺美優紀さんのぐぐたすを読むのが日課になっていたし、渡辺美優紀さんの出ている番組はほぼ全て見た。もう彼女のいない生活は考えられないくらい虜になっていた。

そこから48グループについて詳しくなり、コンサートの他に握手会があることも知った。

少し興味はあったが、私の両親は「趣味にお金を使うのはもったいない。貯金をした方が身のためだ。」という考えを持っており、そのようなことにお金を使うことに抵抗があった。
また私の周りにも好きな人のイベントに行く人がいなかったため、会いに行こうとまでは思わなかった。

しかし、そういう考え方は高校生になってぶっ壊れる。

高1のクラスはみんな様々な趣味を持っており、好きなことにお金を使い、会いたい人がいれば会いに行く人が多かった。その時初めて、「好きなことにお金を使っても悪いことではないんだ!」と気づいた。

だけど、まだまだ抵抗があった。

校則でアルバイト禁止だったので持っているお金は親からもらったお小遣いだったし、親の力無しで地元を離れて遠くに行ったこともなかった。

親からもらったお金を好きなことに使ってもいいのだろうか・・・
貯金した方が将来のためになるよな・・・
そんなことを考えず好きなことにお金を使える周りの友達が少し羨ましかった。

そしてその考え方は後悔に繋がった。

渡辺美優紀さんの卒業発表だ。
突然の発表でとても動揺したことを今でも覚えている。
一度でいいからアイドルの渡辺美優紀さんを見たかった。近い距離じゃなくていい。ただただ見たかった。なんで会いに行くことに躊躇したんだろう。いま思えばちっぽけな悩みじゃないか。

しかし忙しく、また好きなことにお金を使う罪悪感を全て拭うことはできず会うことは叶わなかった。

こんなに好きになったアイドルは他にいなかった。なんで勇気が出なかったのだろうか・・・本当に後悔した。

この時はこれから渡辺美優紀さんがどのような活動をしていくか分からなかったし、SNSで見守るしかなかった。

そんな辛い時期を経て、私は大学生になった。
初めてアルバイトをした。お給料をもらった時は震えた。何に使おうか、とてもわくわくしていた。やっと自由を手に入れた気分だった。

両親は「自分で働いたお金は好きなように使いなさい。でも貯金はしなさいね」と言ってくれたので、何も悩むことなく趣味にお金を使うことができた。

自分のお金で自分の好きなことをできるのは嬉しかったし、自分の力で様々なところに行けることも楽しかった。


楽しく日々が流れる中で、私に嬉しいニュースが流れ込んだ。

渡辺美優紀さんの復活だった。

死ぬほど嬉しかった。こんなに嬉しい出来事はない。
しかもライブもやるというのだ。これは神様からのご褒美かな?とまで思った。それくらい本当に嬉しかった。

もう私は何も考えず、好きなことにお金を使える。渡辺美優紀さんに会いたい。そのためにやっとお金を使うチャンスがやってきた。

チケットも無事にとることができた。
チケット代も交通費も全て自分で稼いだお金。こうやって自分の力で行けることは嬉しい。


ライブは一瞬だった。
素晴らしかった。キラキラしていた。渡辺美優紀さんの良さが全て出ていた。言葉では表すことができないくらいの魅力があった。戻ってきてくれてありがとう。

当時見たかった曲もセトリに入っており、これは私のために作られたセトリなのかな?と疑ったくらいだった。
あの時私が見たかった曲を歌ってくれた美優紀さんには感謝してもしきれない。
これからも彼女を応援していきたいとより一層思ったし、私の推しはやっぱり1番だなと思った。



自分で好きなことをできるようになったが、まだ親から全て自立した訳ではないし、これからも迷惑をかけない程度に自分の趣味を楽しみたい。親が言うように貯金も大事であると日々実感する。


自分の成長と幸せを感じられる体験をこれからもしていきたい。



PS 文字の大きさどうやって変えるか分からんなんだこれミステリー